こんにちは、ショコラです。
今回は、諸口あきらさんを取り上げます。
ラジオパーソナリティなどで活躍した諸口あきらさんが2017年9月10日、肺気腫の為、死去されました。
生前はラジオパーソナリティや歌手としても活躍された諸口さん。
そんな氏の活躍を振り返りながら、諸口あきらという人物を掘り下げていきたいと思います。
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『イブニングレーダーの顔』
諸口あきらさんは、1944年5月21日に福岡県門司市(現在の北九州市門司区)で産まれます。
多摩美術大学油絵学科を卒業し、1960年代は「茂呂弘人」という芸名で俳優として活動します。
その後1970年代に入ると、カントリーシンガーとして一躍注目を集めるようになります。
京都市内在住が長く、関西地方を中心とした芸能活動を行います。
特に諸口さんはラジオ局制作番組への出演が多く、「日本列島ズバリリクエスト」(KBS京都ラジオ)、「MBSヤングタウン」(毎日放送ラジオ)に出演。
「世界史漫遊」(NHKテレビ)、「独占!おとなの時間」(テレビ東京)などのテレビ番組レギュラーも務めた他、映画のナレーションやエッセイ集の出版などにも着手します。
実は諸口さん、1982年2月に起きたホテルニュージャパンでの火災事故で、当時宿泊していた知己を亡くし、しばらく海外で生活を送り、芸能界を一時離れます。
帰国後は再度ラジオパーソナリティの仕事を積極的に進めます。
そこで諸口さんの代名詞とも呼べる「諸口あきらのイブニングレーダー」(MBSラジオ)が話題を呼びます。
元々「MBSイブニングレーダー」の名で放送していた同番組ですが、1986年10月以降「諸口あきらのイブニングレーダー」に改称されます。
同番組では諸口さんの独特の評論がリスナーに好評を博し、関西地方における高聴取率ラジオ番組ベスト5に入る人気ぶりを見せます。
「諸口あきらのイブニングレーダー」は、諸口さん自身が出演しない金曜日枠に関してはアシスタントをたて、「イブニングレーダー・金曜版」として放送。
いずれも高い人気を誇っている中で、諸口さんの意向により2002年3月22日の「イブニングレーダー・金曜版」を以て番組は終了となります。
その後もパーソナリティとして、数々の番組に出演する傍ら、カントリーシンガーとしての公演も行い、書家として個展を開くなどと、多方面での活躍をされました。
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『死因となる病気の症状』
今回、突然の訃報となった諸口あきらさん。享年81歳でした。
2017年9月10日の「産経新聞」では、以下のように報じています。
「諸さん」の愛称で親しまれ、ラジオパーソナリティーや歌手など多方面で活躍した諸口あきら(もろぐち・あきら=本名・南弘人=みなみ・ひろと)氏が10日午前3時37分、肺気腫のため京都市内の病院で死去した。81歳。
通夜は11日午後7時、葬儀・告別式は12日午後2時、京都市南区西九条池ノ内町60の公益社南ブライトホール。
喪主は妻でプロゴルファーの中村悦子(本名・南悦子=みなみ・えつこ)さん。
北九州市出身。多摩美大卒業後、モデルや俳優などを経て、カントリー&ウエスタンを中心とした歌手活動を始める。
KBS京都「日本列島ズバリリクエスト」やニッポン放送「オールナイトニッポン」などラジオの深夜番組で、その飾らない語り口が人気となった。
一時は芸能活動を休止したが、MBSラジオ「諸口あきらのイブニングレーダー」での辛口の評論で再び好評を博した。
絵画の国際展で受賞歴を持つほか、ギャンブルやスポーツなど多方面に趣味を持ち、プロ野球・南海ホークスのファンとしても知られた。
今回報道にもある「肺気腫」と言う病気ですが、簡単に説明すると、肺胞組織の崩壊により、肺から空気が押し出されない状態を指します。
原因はたばこということですが、諸口あきらさん自身が喫煙者だったのかは不明です。
受動喫煙の可能性もありますし、大気汚染に起因して発症する可能性もあるようです。
もし、喫煙者であれば禁煙をすれば症状は和らぐでしょう。
受動喫煙であれば生活環境を変えない事には回復は難しいと言われます。
その上一度崩壊した肺細胞を復活させることはできず、治療は症状の緩和を促進するものとなります。
奥様の中村悦子さんとの間に子供がいるのかは不明ですが、伴侶を失った悲しみは察するに余りあります。
諸口あきらさんの生前のご活躍に敬意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
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