こんにちは、ショコラです。
今回は荻野由佳さんを取り上げます。
AKB48の姉妹グループである新潟を拠点に活動するNGT48のチームNⅢ副キャプテンを務める荻野由佳さん。
毎年恒例となった選抜総選挙の速報で一躍話題となり、本戦でも健闘をみせた彼女が、今回新たにリリースされる同グループ2ndシングルで初センターと務めることが発表されました。
そんな荻野由佳さんについて調べました。
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『なぜ、おぎゆかが1位?の真相とは?』
荻野由佳さんは1999年2月16日生まれの現在18歳。
埼玉県越谷市出身で今はNGT48のメンバーとして新潟を拠点に活動中です。
なぜ埼玉県出身で新潟なのかと言うと、それは荻野由佳さんが必ずしも順風満帆なアイドル人生を歩んできたわけではないことが起因します。
2011年10月、荻野さんはエイベックス・アーティストアカデミー書ガールズとして活動し、「avexアイドルオーディション2012」を受けますが、最終審査で不合格となります。
その後も十数回オーディションに挑戦するも不発。
AKB48第13期生、第14期生、第15期生、Team8(各都道府県から1名ずつで構成されるチームの為、荻野さんは地元埼玉県のオーディションに参加)と、AKB48のオーディションも果敢に挑戦しますが、不合格。
2014年9月20日、「バイトAKB48プロジェクト」に合格し、バイトAKBとして活動を開始します。
これは文字通りアルバイトとして、雇用期間内で公演のバックダンサーを務めたりする活動です。
2015年2月28日をもって雇用契約満了し、バイトAKBとしての活動は終了します。
そして同年、5月10日に有明コロシアムで開催された「第2回AKB48グループドラフト会議」でNGT48から2巡目で指名され、5月24日にNGT48のメンバーとしてお披露目されます。
翌2016年にチームNⅢの副キャプテンに就任し、同年開催の「ABK48 45thシングル選抜総選挙」の速報結果で91位に入ります。
しかし、本番の6月18日、HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われた最終結果開票においては残念ながら名前が呼ばれることはありませんでした。
初の総選挙で、速報で名前が呼ばれただけにショックは大きかったでしょう。
後日、神奈川県民ホールで開催された総選挙圏外メンバーによるコンサートで本番で開票されない81位から100位のメンバーの名前が呼ばれ、荻野さんは95位に食い込みました。
2017年4月12日、NGT48としての1stシングル「青春時計」がリリースされ、晴れてメジャーデビューとなります。
荻野さんは同曲のカップリング「出陣」でセンターを務めます。
そして、2017年5月31日、「AKB48 49thシングル選抜総選挙」(6月17日開票)の速報結果において、荻野由佳さんが第1位に輝きます。
4位「渡辺麻友」27,614票
3位「指原莉乃」32,340票
2位「松井珠理奈」34,641票
と、上位陣の名前が一通り呼ばれ、メンバーのみならず、ファンも1位が誰か全く予想が出来ない状況の中、呼ばれた名前が「NGT48 チームNⅢ 荻野由佳!! 55,061票!!!」
2位の松井珠理奈さんに2万票以上の大差をつけての大躍進を果たし、ファンはもとより、世間を驚かせました。
当時の新聞やテレビはどの紙面もどの局も荻野由佳さんの話題で持ちきりでした。
当日の最終的な開票では第5位に留まりましたが、前年の90位台圏外からの大ジャンプアップに感無量の様相でした。
実はこの躍進劇の裏では「なぜ?」と言う声が相次いで挙がっていました。
「なぜおぎゆかが速報で1位?」
「なぜ総選挙で5位?」
「なぜここまで大躍進できた?」
そんな中、投票システムの不正疑惑も浮上しました。
それは、本来各CD毎に封入されているコードを専用サイトに入力し、投票ボタンを押すと1票投票できる仕組みです。
この投票ボタンを押したのち、「戻る」を押すと再度投票ボタンを押すことが出来るという内容です。
しかし、運営側がこれを否定。
実際に重複投票もシステム上できないという事で不正はなかったとされます。
では、なぜここまで速報段階で票を伸ばすことが出来たのか?
それはひとえに荻野さんの握手会等によるファンへの対応力だと言われています。
なかなかアイドルになれず、苦労した時期もあった荻野さん。
ようやく掴んだ夢の舞台で、一生懸命に取り組む姿勢やファンへの熱心な対応により、その努力が報われた結果に他ならないといったところでしょう。
そして今回NGT48の2ndシングル発売決定発表及び、荻野由佳さんセンターポジション抜擢に繋がります。
1stシングルではカップリングでのセンターは経験済みですが、シングル曲でのセンターはこれが初となり、総選挙効果が見て取れます。
2017年9月7日「日刊スポーツ」では荻野さんのコメントを取り上げています。
初センターとなった荻野は「どうし、い、いや…」と言葉につまりながら「正直今発表があって頭の整理ができない状態ですが、選んでいただいたからには一生懸命NGT48を引っ張って行きたいと思います」と涙ながらに話した。
「なんで荻野なんだろうと思う人もいると思いますが、気にせずにセカンドシングル、ずっとみなさんが待ってくださったセカンドシングルで、より全国に羽ばたいていけるように精いっぱい頑張らせてください」とアピールした。
(中略)
荻野は最後まで舞台に残り「セカンドシングル、よろしくお願いします!」とファンに叫ぶと、最後は深々と頭を下げた。
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『スピーチに込めた思い』
毎年、総選挙におけるメンバーのスピーチはイベントの一環として重要な要素であり、各メンバーの喜び、あるいは悔しさを言葉にして発する瞬間に注目が集まります。
荻野由佳さんを一躍時の人にした今年の総選挙では、先日グループを卒業したNMB48の元メンバー須藤凛々花さんによる結婚発表が物議を醸し、会場及びライブビューイング先等が騒然としました。
そんな中、ランクイン(16位以上)メンバーのスピーチが始まると、各メンバーの想いが伝わってくるのがわかります。
荻野由佳さんにとって、一生忘れられない総選挙になったであろう2017年のスピーチは彼女のアイドル人生そのものを語っています。
2017年6月27日配信の「dwango.jp news」でスピーチ全文を取り上げています。
「わたしは、小学校6年生の頃からAKB48グループに憧れ続けてきました。
4年間ずっとオーディションを受け続けてきました。
ずっと落選が続き、48グループは憧れのまま終わってしまうんじゃないか?諦めかけていました。
そんな時にドラフト会議というものに参加しました。
北原里英さん、柏木由紀さん、そして支配人の今村さん、わたしをNGT48に選んでくれました。
そこで、一人暮らしで不安もありましたが新潟県に期待を込めて引っ越しました。
家族もみんなすごく不安だったと思います。
でも、新潟へ来て、本当に良かったなって今すごく思います。
わたしは、落ちこぼれでした。
夢は絶対にかなわない、努力は必ず報われるそんなもの嘘に決まっているじゃん、ずっとそう思っていました。
でもこの4年間、どうしてもAKBグループへ入りたくて一生懸命オーディションに参加しました。
そして、速報で1位という順位を貰った時は本当にびっくりしたし、誰もが荻野由佳って誰?なんでこの人なのって思ったと思います。
わたし自身も驚きました。AKB48の総選挙をわたしが壊してしまったのかな、そう思っていた時もありました。
それでも、皆さんから頂いた愛だと思って、がっしり受け止めていました。
憧れていたAKBグループに、総選挙でこんなに素敵な順位を頂けるとは思ってもいなくて、夢のようです。
いままで諦めずにAKBグループのオーディションを受け続けてよかったなと思いますし、応援してくださった皆さんがいてくれて本当に良かったなと思います。
高橋みなみさんに、努力は必ず報われますか?と聞きました。
努力は必ず報われるかわからないけど、努力をして意味のないことはないと言われました。
そして、おぎゆかが努力は必ず報われるを次に証明してねと言われました。
わたしは、努力は必ず報われるをいま、証明できていますか?きっとこの中にも、目標があってたどり着けなくて挫折をたくさん経験している方もいると思います。
そんな方にも、わたしのキャッチフレーズである、「何があってもへこたれなーい」を、皆さんの言葉で言い聞かせてほしいなと思います。
本当に、本当にいつも応援していただける皆さんのおかげです。
こんな無名のわたしをここまで押し上げてくれて本当に有難うございます。
そして、わたしをアイドルにしてくれてありがとうございました」
先日、NGT48からの卒業を発表されたキャプテンの北原里英さん。
現副キャプテンの荻野由佳さんがキャプテン就任か、あるいは別の誰かか、詳細は未だわかりませんが、今後も荻野由佳さん及びNGT48に注目が集まります。
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